-
ベンガラ塗り 昭和レトロな家
平成元年築 地元の工務店さんで建てられた立派な木造二階和瓦葺きの家。
ご両親との同居に向け実家の二階をこだわりフルリノベーションへ。
田舎創りの太い柱に土壁は残し、細かく仕切られた不要となった間仕切り壁は全て解体しました。
天井を取り払うと大きな丸太梁で小屋組みが組まれており、勾配天井とする事で、その存在感を現します。
柱が赤く塗られているのはベンガラ(酸化鉄顔料)。
日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
建具はお客様こだわりの古建具を購入し、職人さんに修繕加工していただき利用していきます。
吹抜け天井に大きな丸太梁、内装壁にはしっくい調塗料(リボス)仕上げ、 床はウォールナット突板フローリング貼りとし、ご夫婦のこだわりが詰まった二世帯リノベーションが完成しました。